ビジネスウェアであるスーツの装い方は個人の好みやスタイルだけでなく、年齢や世代によっても異なります。
50代はより高い役職に就き、部下を多く抱えて上級管理職の立場になることもあるので、年長者の品格を示さないといけない世代です。
しかし、何と言っても体型や肌色などの見た目の変化が大きく、特にウエストまわりが気になりだして、若いころに着ていた2つボタンの細身のスーツを嫌がるようになります。
収入が増えて自己投資額が増える人も多い世代ですし、スピーチや挨拶など人前に出ることも多いですから、体型をカバーしながらも程よいドロップのスーツを着ることで年相応のエレガントさが表現可能です。
たとえば、ワインレッドなどの色を使ったキレイで柔らかいコントラストを取り入れると年配の人でも色気が生まれます。
肩の力が抜けて落ち着きのある50代以上だからこそ華やかな色使いが似合います。
暖色系のタイでメリハリをつけたり、トレンドに前のめりになりすぎずに自分に合ったスーツを選べる余裕も50代のおしゃれには必要なことです。